コラム

【北千住駅の小児歯科】子どもの歯の生えかわりで気をつけるべきことは?

こんにちは。
北千住駅の歯科・歯医者【北千住駅前cocoデンタルクリニック】です。
 
乳歯から生えかわった永久歯は、その後の長い生涯でお付き合いする大切な歯です。
生えかわりの時期にむし歯や生え方に注意することによって、永久歯が生えそろったあとにも、不便なく歯を使い続けられるのです。
 
今回は、お子さまの将来のために、歯の生えかわり時期に気をつけていただきたいことをご紹介します。
 
 

歯の生えかわり時期に気をつけること

乳歯から永久歯へ生えかわるタイミングは、以下の理由でむし歯になりやすい期間です。
以下の理由で磨き残しが起こりやすい時期なので、細かい部分まで丁寧に歯を磨きましょう。

・生えたばかりの永久歯は未熟でやわらかい
・高さの異なる歯が並ぶので歯ブラシが届きにくい
・歯と歯の間が空いていたり、すき間ができたりすることで汚れがたまりやすい

 
生えたばかりの未熟な永久歯は、その後、数年かけて成熟した永久歯になります。
未熟な永久歯がむし歯にならないように、それまで以上に丁寧なケアが必要です。
 
また、乳歯のむし歯お子さまの癖や習慣によって、永久歯の歯並びが悪くなることがあります。
乳歯のむし歯は放置せずに早めに治療し、指しゃぶりや頬杖、口呼吸といった癖や習慣がある場合は、定期検診で歯並びもチェックするとよいでしょう。
 
 

歯の生えかわり時期の大切さ

生えかわりのタイミングは、将来の歯並びを決める大切な期間です。
新しく生えてくる永久歯の向きを注意してみてあげましょう。
 
乳歯のときに不正咬合と診断されていると、生えかわり後に自然にきれいな歯並びになることは少なく、永久歯も不正咬合になりやすいことがわかっています。
4~12歳の子どもを対象にした歯の咬合状態の調査では、乳歯が正常咬合だったのは59.3%で、そのうち永久歯も正常咬合になったのは62.5%との結果でした。
つまり、乳歯のうちから自然に永久歯の正しいかみ合わせになったのは、全体の約37%だったのです。
 

参照:J-STAGE|小児歯科学雑誌|小児の歯列および咬合状態の成長発達に関する縦断研究 p660 >

 
生えかわり時期に歯列矯正を行うと、顎の成長を利用できる場合が多く、痛みが少なく、抜歯を回避しやすいなど多くのメリットがあります。
手術が必要になるような大がかりな矯正治療を避けられる可能性が高まるのも、この時期に矯正治療を始めるメリットの一つです。
 
 

生えかわりで気になることは早めにご相談ください

北千住駅前cocoデンタルクリニック】では、お子さまのむし歯からかみ合わせの治療まで対応しています。
お子さまのペースに合わせた治療を行いますので、生えかわり時期のむし歯や永久歯の生え方に不安がある場合は、お気軽にご相談ください。
早めに対策することで、生涯使用する大切な永久歯を守ることができます。
当院は、北千住駅東口から徒歩1分と、通院しやすい歯科医院です。
 

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